金塚ソフトボールチーム 11.10.10 城北小との練習試合 金塚6年 3-0 城北A 金塚5年1-7城北5年

大阪市で何度も優勝経験のある城北小に練習試合を申し込まれ、相手校へ行って対戦しました。6年チームは3-0でしっかり勝ちました。5年チームはユウイチロウとイオリが休みであったこともあり、(谷井コーチが見ていた中盤までは)終始押されて1-7でした。6年チームはカイで見事完封でした。5年チームはトモキで、長短打を打たれたりエラーがあったりして失点しましたが、投球自体はボールが少なくなっており、谷井コーチはいい内容だったと思います。
(午後から仕事のために帰ったので、その後の試合結果はわかっていません。)


(1試合目 先発カイ)

(2試合目 先発トモキ)

両チーム全体を見たときに次のようなことが確認できました。

1 ピッチャーを比較すると、カイと城北さんのエースではカイの方が格段にレベルが上でした。スピード、コントロール、変化の全てにカイが優っていました。立派なものです。トモキと城北さんのエースでは、少し相手が上でした。今日のトモキは四球は少なかったものの、もっとストライク主体のピッチングでいつも主導権を持っておきたいものです。

2 キャッチャーを比較すると、これもタイセイが上でした。リードの技術、肩の強さ、タイセイは上手になったなあと感心しています。城北さんは一度も盗塁を試すことができませんでした。

3 打撃力も金塚が上でした。城北さんのそこそこ完成された(打たせるタイプの)ピッチャーから、9安打を打ちまくったのは見事でした。

4 守備力は明らかに城北さんが上でした。個々の技術はほぼ同じなのに、連係プレーの力は全くかないませんでした。
①バントを決めたのに2回ホースアウトされました(野手の素早い処理とキャッチャーの的確な指示を見習おう)。②しっかりした中継プレーに、2アウト2塁からのヒットでホームでアウトを取られました(外野は捕球したらすぐに内野中継へ投げることを見習おう)。③1アウト3塁からのショートゴロで、ファーストとホームの両方でアウトを取られた(金塚もいつもこれをもっと本気で練習しよう)。
②と③について、攻撃面で言えることは、金塚のランナーはリードを大きく、スタートを早くしないといけないということです。
4’ 金塚攻撃のランナー1塁3塁のとき、1塁ランナーの盗塁に対して城北さんは、セカンドが前に出て取るふりをしてスルーし、ショートが2塁ベース上でランナーと勝負をした。スルーのおかげでこちらのサードランナーはホームへ突っ込めなかった。という高等プレーがありました。
いろいろ勉強できる素晴らしい相手でした。金塚の6年メンバー、3-0は見事な勝利でしたが、9安打で3点しかとれていないという側面もあるのです。城北さんの守備のうまさも感じ、見習いましょう。

ではみんなのプレーをバッティングを中心に見てみましょう。

(カイ 会心のセンター前2本  3打数2安打1打点 今日もよく振れてたな!) 

(ダイスケ バントPゴロ 三振  普通ならきまるバントが城北には通用しなかった  バントをサードにころがす技術が必要になってきた)

(タイセイ 2BHを含む3打数2安打1打点  いいバッターに育ってきたね)

(シオン ランナーを3塁においてのSゴロ  立派に仕事を果たしたのに、ファースト、ホームともアウト 相手うまかったね)

(ジエイ 2BHを含む2打数2安打1打点 また当たりが戻ったね  5番が打ちやすそうに見える)

(チーチャン 三振と四球  調子は戻ってるよ 少しだけ突っ込んでるけど問題ない)

(トモキ 一打席目の三遊間Hが見事やった  二打席目普通なら決まるバントがサードでアウトを取られた バント処理見習おう)

(レオ 昨日4打数4安打  今日も3打数3安打の後、ヒットが途切れたのが見事なライトゴロやった よく当たってる)
※ ライトゴロについては後で一般論としてまとめます

(ジュン R前タイムリーHが谷井コーチは嬉しかった 詰まっていたけど外野まで運んだ)

タツキ SフライとC前H  ヒットはいい当たりやったなあ!)

(ユウセイ 今日は三振したけどバッティングは伸びている)

(ハルキ 期待の3年生 素質もあるし性格も素直  今日は見逃しの三振が残念)

(タイショウ  どのプレーもうまくなってきた!  4月にはいきなりAのレギュラーになるという自覚を持ってくれ  よそ見は少なくなったが、まだ「指示待ち」「指示しても動かず」という状態やで)

(ソヨカ 打撃妨害で出塁  少し振りがよくなってるね)

イオリ、タイショウ、ソヨカの3人のうちの2人は、次の春からAチームのレフトとライトを守る可能性が高いのです(3年生に抜かれる危険はあります)。だから今のうちに大きく飛躍しておいて欲しいのです。
① 今、試合がどんな状態にあるか
② 自分は何をするべきか
③ 相手は何をしてくるか(どこに打ってくるか)
を もっともっともーっと考える癖をつけることです。
たとえば、3人とも外野の守備で、ベンチや内野の仲間から「もっと下がれ」「右へ動け」といつも言われてるやろ? そろそろ自分で分かって自分で動かないといけない。そんな力をしっかりつけよう。Aで活躍してほしいという期待を込めて、谷井コーチは厳しくなるかもしれません。覚悟せよ。

12塁間のヒットについて・・・・・
(特に左バッターの カイ、タイセイ、レオ、タツキへ)
実は今日の試合の前、タイセイとレオを呼んで、「城北さんは、守備がうまいのと、ライト側の校舎が近いので、12塁間の打球はライトゴロになる可能性が大きい。センター返しを心がけるか、引っ張る時は右中間の外野手の間までもっていくこと」と言っていたのです。逆にライトのジュンには「後ろは跳ね返ってくるから抜かれることはこわくない。全部アウトを狙いにいくように」と言っておきました。レオが7打席連続安打やったのに、8打席目の会心の当たりがライトゴロになったのは残念やった。これは、ライト打ちを避けるということを瞬間的に忘れたからで、もったいなかったね。

で、一般的に、今の金塚、今日の城北、このレベル以上のチーム同士の試合では、後ろに校舎がなくても12塁間の当たりはなかなかヒットになりません。一昨日の城北杯でも、相手はいいチームだったこともあり、2回ライトゴロをとられてる。強いチーム同士になったらここは打ったらあかんのです。ヒット1本損してしまうのです。
もし、ツボにピッチャーの球が来て引っ張って打つしかないなら、内野の間ではなく、外野の間まで飛ばしましょう。

今日はこの後の試合を見れていません。イッセイ、リサをはじめ、3年生の写真がありません。ごめんな。