大阪市を目指して!3

4月からの金塚Aチームの打撃成績の中には、反省すべき内容もあります。その一つがバントの成功率の極端な低さです。例年に比べてバントが下手なわけではありません。なのになぜか試合ではなかなかバントが決まりません。バントは絶対に必要な技術であることをここでもう一度確認しておく必要があります。もしかしたらバントをなめてないか?「バントせんでもヒット打てる」と思ってないか?

バント成功数

カイ    2
シオン   2
ダイスケ  1
レオ    1
ジュン   1
リサ    1
ジエイ   0
チーチャン 0
タイセイ  0
トモキ   0
イッセイ  0
マオ    0

これは6/12の東小橋戦のバント失敗の場面です

(レオ バント失敗 結果三振)

(ジュン バント失敗 結果三振)
 
(ダイスケ バント失敗 結果三振)

東小橋戦は結果0-0。1点も取られなくてよかったが、1点も入れられなくて情けなかった。相手はピッチャーのワンマンチーム。サードやファーストにバントを転がすことができればきっと守備が崩れただろうに。全員がバント失敗。なんと13三振を取られた(5回の攻守で取れるアウト数は15が上限)。球の速いピッチャーはいるものです。金塚の打線が捉えられない相手もいるものです。バントは絶対に必要な技術です。


三振数についても触れておきます。チームで1番三振が多かったのはダイスケの10個です。ただし最初に言ったように、ダイスケは怪我からの復帰の途上だったので仕方がありません。次に多いのがチーチャンの8個です。これもホームランバッターとして仕方のないことです。打率、打点、四死球数ともチーム1、2のチーチャンですからこの数は問題ありません。次に多いのがタイセイの7個です。これも長距離バッターの宿命なので目をつむれます。

ジュンについて少し分析しておきます。三振数6で、四死球は3。実は四死球より三振が多いのはジュンだけなのです。これは明らかにボールを振っているからです。選球眼をよくすることをこの先 意識するべきでしょう。

ジュンの打撃成績は 17打数 5安打 5打点 打率0.294
          三振6 四死球3 バント1
9番を受け持っている5年生としては立派な成績です。それに、この先しっかり打てるようになるために、バッターボックスで積極的に振っていっていることも日ごろからよくわかっています。 三振の割合が高いことは ジュンの将来性を信じてOKとしましょう。ただ、高目のボールを空振りするのだけはやめよう。高めの球は見切って、ベルトの高さの球を上から叩けるように急いで調整しよう。

(ジュン 少々三振が多くても 大きく伸びてくれ)


リサとマオのバッティングについて、数字が示していることがひとつあります。それは、四死球と三振の数(割合)がどちらも多いのです。つまりバッターボックスで、「まち」の姿勢に入っているのです。
四死球はOK、ボールを振る必要はありません。でも、相当うまくなっているからストライクは見逃さずに振っていこう。
ここから先は、バントとセンター返しに絞ってしっかり練習しましょう。

(リサ バントがまず完成しそうな気がします)

(マオ ヒッティングがするどくなってきた)