大阪市を目指して!4

今年のエースはカイです。練習熱心で素直で、佐藤コーチの教えを全て吸収し阿倍野区優勝までチームを引っ張って来ました。
(南大阪リーグでのピッチング)

4月からここまでの結果は次の通りです。

12勝4敗2分
この4敗は、杉の子、清水丘、城北、鳥居という強豪ばかりです。
打者311人、被安打44、奪三振73、四死球14、失点27です。
一試合平均失点1.5です


(三国との練習試合 よく球が伸びて相手打者をよせつけず)

この間、苦しい試合もたくさんありました。実は負け試合や苦しい試合は仲間のエラーによる失点が原因であったことがほとんどでした(失点は一試合あたり1.5と書きましたが、自責点は一試合平均1以下です)。雨の五条戦では、最も信頼する同学年のシオンとチーチャンのエラーから2点先取され、そこから自らの3ベースで逆転しました。阿倍野区の決勝戦では先頭バッターをダイスケのエラーで出しましたが、その後気迫の三者三振で乗り切りました。外野守備が初めてのトモキやタイセイやレオやジュンの5年生メンバーのエラーでも崩れずに試合を最後まで進めました。イッセイやマオやリサがトンネルをしても持ちこたえました。


(5.5大会 清水丘戦の力投)

谷井コーチも、他のコーチも気が付いています。仲間が序盤にエラーをした試合に、カイは負けたことがありません。仲間のエラーで負けたということにならないように、そんな時こそ それまで以上の力投をみせてくれたのです。

そして、人一倍ナイーブで泣き虫で、苦しい試合に勝った時にはいつも一番に泣いていました。
阿倍野区の大会の前の日、責任感から眠れなかったのでしょう。本番当日は、朝一番から顔が腫れていました。カイらしいなと谷井コーチは思っていました。そして安心しました。カイはそんなときこそ、どんなに緊張しても、実力を出し切ってくれる子です。

ピッチャーとして大切なことは毎日地道にピッチング練習を続けることです。最も大切なのはコントロール、そしてスピードと球の切れ、さらにチェンジアップなどの変化球。カイなら9月までに全てをグレードアップしてくれると思います。
頑張ろうぜ!